この度、高根台ホームでは神奈川県の助成により陰圧ブースを7基導入いたしました。陰圧ブースは、室内の気圧を室外よりも低くすることにより、ウィルス等で汚染された 可能性のある空気を室外に逃さないようにして感染症の拡大を防止するものです。同時に、大量換気で陰圧感染隔離室内に汚染物質が滞留しないようにしています。 ブース外への換気は、ウィルスもキャッチする高性能のフィルターで綺麗にした空気を排出します。
高根台ホームでは、1階面会スペースと2階の静養室に常設しております。
<1階ロビー面会スペース>
<2階静養室>
静養室にブースを設置いたしました。
静養室では体調が優れないご利用者様や感染時の対応にブース内のきれいな空間で療養していただきたいと思います。
面会スペースではご面会に来られた方にブースの中に入っていただき、ご利用者様とブース越しにお会いしていただきます。
これまでの窓越し面会に比べて、ご家族様等との距離が縮まり、生の声で会話を楽しめて、ブース越しにお互いの手を合わせられるので良かった等の声をいただいております。そして何よりも施設内の感染予防対策として役立っております。
<写真は面会時のイメージ>
その他5基は、1階2階3階各フロアに常備し、必要時には素早く組立てて使用します。
1台で畳10畳分の空間を空気清浄出来るとのことですので、普段は各フロアの共有スペースである食堂や、体力低下の見られる方の居室等に空気清浄機として設置し、ご利用者様の感染予防や安全な静養空間の確保等に有効活用をさせていただいております。
今後も感染予防対策を行いながら少しでも、安全に安心したご生活が送れるように職員一同取り組んで参ります!
高根台ホーム